幺九牌7種・シタヅモなら絶対狙え! 国士無双を上がる条件
一番出しやすいと言われる国士無双。
幺九牌13種、14枚からなるこの役。
以下のような形が国士無双ですね。
ツモ
一番出しやすいと言われても、中々上がれないからこその約満。
さあこの手。どうやったら上がれるのか。
鳴きも出来ない、13枚は自分で引いてこないといけない。
その上がれる確率をお教えします。
この方法でぼくは3ヶ月連続で国士を上がってるので、それくらいの確立では上がれるでしょう。
運と言われればそれまでですが、そんなん、他の役も一緒。
緑一色なんて運そのもの。配牌のほとんど、もしくは毎回ツモがよほど緑色じゃない限り、上がれませんよあんなの。
でも国士はクソ配牌から32000点に化ける、愚直者の役なのです。
その壱 7種から狙え。
とはいえ、配牌にある程度幺九牌がないと行く気になりませんよね。
幺九牌が2枚しかなくて、メンタンピンで3翻確定しそうなのに、行くような手ではありません。
対子もしくは暗刻一組とリャンメン2組で待ってた方がテンパイに入る牌の確立は高いに決まっております。
そっち狙った方がいいです。
そのために、狙う条件としては7種からです。
これくらいの配牌だったらもう行きましょう。
その弐 「くそ配牌来た!何も出来ねぇ!」と思ったらチャンス
これが国士を狙う一番の動機ですね。
牌同士がくっつきそうにもない、暗刻もしくは順子で4組、対子1組で上がれそうにない
そう思ったら狙い時です。
やることねぇー!=国士行くか! です。
その参 下ヅモで狙え。
いま、一番優秀な台と言われている、AMOS アルティマは、下ヅモに幺九牌が溜まりやすくなっています。
なぜか。それはアルティマの内部で行われている仕組みに秘密があります。
アルティマが牌をj積む順番は、
下の山 → 上の山 → 配牌です。
流局後、アルティマ内部に牌がどう入って行くか。
切った河の一列目から、ジャッ!って入れますね。
次が二列目、三列目、そして手牌となるはず。
つまり、一列目にみんなが切るのは要らない幺九牌が多いはず。
次に幺九牌と断幺牌が少し混ざった牌の二列目、三列目。
最後に、脂っこい美味しいところが集まる手牌。
そう、一列目の幺九牌が下山に溜まりやすいのです。
つまり、自分が親の上家か下家なら下ヅモになるので、そこで狙うべし。
一回鳴かれて上ヅモになっても気にすることはありません。
上ヅモも最低、8枚に1枚は幺九牌です。
また誰か鳴いてくれてツモがズレるかもしれないし。
まあそれこそ運ですが。
その四 10種以上からが大切。
まあアホみたいに幺九牌集めてたら、10種は集まります。
ここが国士の分岐点。状況にも寄りますが、10種集めるのに12巡以上かかってたら、諦めましょう。
あと引けるのは6回で2回に1回は幺九牌を持ってこなきゃいけないのですから。
まあそんな局の終盤で出てないってことは、誰か一種を三枚暗刻でかかえてるか、王牌にあります。
でも、8巡で10枚集められたら、もう大チャンスです。行きましょう。
その五 河から清一を臭わせろ。
国士は途中まで悟られないようにするのが大切です。
まず、清一を相手に意識させましょう。
これ、超大事です。
上家は勝手に集めているだろう牌を絞るだろうし、中盤からは他の人も絞り出すでしょう。
しかしここから、安くなるのは幺九牌。ベタオリしてない限り、価値のない牌だからです。
切る順は、あれば2か8から。
一打目が字牌じゃなく2か8なのは結構ある話で。間四軒で組むときの先切りとして相手は全く意識をしません。
そこからです、同じ種類の真ん中の牌を切って行きましょう。
あ、ドラが5とかのときで抱えたときは要注意。人間、ドラが出ると「それ、ドラだよー?」の決まり文句で警戒を始めます。
2列目から、河で捨てた牌に変化が起こるならベスト。たとえば、萬子が一列目、二列目が筒子だとしたら、相手は索子を警戒します。
もう、一索と九索を持ってたら勝ちですよ。
その六 国士はないなと勝手に想像させろ。
河を見たって、一番みんなが警戒しないのは間違いなく国士です。
だって13枚集めるの難しいし、中々成就しないし。
ただ、ないと思っているからこそ、敢えて狙うのが肝。
そのために、幺九牌が3枚被ったら即切りしましょう。いらねえよ、って顔で。
二回これが起これば、他家は国士という選択肢は外れます。よっぽど読みがよくない限り。
基本、みんな上がりに徹するのが麻雀なので。
ある意味、自分も上がりに一直線で行きましょう。
最後にアカギ先生のお言葉を。
鷲巣麻雀で国士を狙う鷲巣に対してアカギが放った言葉。
「国士は地を這う手・・・!」
そう。国士無双は地を這う手なのです。
千里の道も一歩から、国士の道も一牌から。
とにかく、全て揃えるという気概と一手一手、地道なツモと捨てが大切です。
地を這いながら、一気に天まで上り詰めましょう。