読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

ゲタバコ.

下駄箱とは、靴などの履物を収納するための家具。 銭湯など大衆が集う場所では「下足番」と呼ばれる履物の管理人を置くことがある。 ゲタバコとは、映画などのコンテンツを紹介するためのサイト。 インターネット上など大衆が集う場所で「下足番」と呼ばれるブログの管理人が置かれている。

ゲタバコ推薦!こどもができたら読ませたいマンガ10選

 

 

あんた!マンガばかり読んでないで勉強しなさい!

 

と幼少期から言われ続けはや半世紀。

 

しかし教育によくない、勉強の妨げになるという印象を持たれているマンガという文化の地位が、ここ10年で爆発的に上がったことは言うまでもなく。

 

マンガを読むくらいなら本を読みなさいという言葉をこどもに投げかける親御さんは絶対に教育を間違っていると思います。

 

マンガは画が全部書いてあるからこどもの想像力を奪う。

 

少年漫画は読み仮名が振ってあるから勉強にならない。

 

マンガに書いてあった表現でこどもが下品な、乱暴な表現を覚えた。

 

アホか、と。

 

こどもが覚えたことをいいことか悪いことかを教えるのが親の役目だし、

こどもの世界を広げることも親の役目。

 

下劣な文化だからマンガは読ませないなんて、情弱なこどもに育てて周囲の友達との距離感を作る他ならないことだと思います。

 

だから、ぼくはこどもができたら小説よりもどんな偉い評論、新書よりもマンガをこどもに読ませたい。

 

理由は大きく3つ。

 

1. 人の気持ちを理解するためのツールとして

 

小学生のとき、最初の二年くらいは道徳という授業があります。

授業の流れは、「こういうことがありました」→「こういう問題がありますね」→「みんなはどう思うかな?」

といったもの。

たとえば友達がケンカしてて自分はどっちとも仲が良くて、どっちにつくの?みたいなものだったり。

友達が悪いことをして黙っておくべきか、先生に言うべきかみたいなことだったり。

この授業を経て、こどもは実生活で同じようなことが起こったときにどう対処するかという対応力みたいなものを学ぶわけですが。

まあ、茶番です。

そういったことを考える機会としての授業としては意味を成すとは思いますが、そこで他人の気持ちを理解する力は絶対つかない。

だからぼくは登場人物達がひとつの問題に取り組み続け、戦い、解決していくという王道マンガをこどもに読ませた方がよっぽど人の気持ちを理解できる力に繋がると思う。

 

2. 成功体験を提示するものとして

 

おおくのマンガの登場人物は、敵と戦い、仲間と協力し、勝利します。

週刊少年ジャンプで言うところの、「友情・努力・勝利」。

この成功体験を幼少期から理想として持ち続けることはすげー大事だと思っています。

ぼくの友達の中でも、「え?そのマンガ読んでないの?同世代だよね?」ってやつは、親から害悪としてマンガを禁じられていたりして、考え方のベクトルが何かおかしい。それは物事に取り組むとき、こうしたらこうなるっていうストーリーで綴られた成功体験の軸ができていないからだと思うんですね。

だからまず、登場人物の心情理解からなぜストーリーがそう動くのか、エモーションとロジックを理解させてあげる必要がある。

マンガはそれが読み手にとって本当に簡単に理解できる作りになっています。

 

3. 世界を広げるフィールドとして

 

マンガはこどもの世界を広げてくれます。

それはファンタジーで実世界に直結するものでなくてもそう。

例えば、キャプテン翼というマンガがなければJリーグは誕生していないわけです。

例えば、銀魂がなければそこまで幕末は話題になっていないわけです。

世の中のブームやイノベーションのなかには、マンガが興しているものもある。

そしてその先頭に立っているのはこども。こどもが夢中にならなかったら、その先の未来は作られないと心から思います。

だから義務教育による座学と、習い事による実体験では絶対に広がらない世界がある。

 

と、理由を3つに分けて書きましたが、それらを総括して、ぼくがこどもにマンガを読んで欲しい理由は、

 

じぶんの価値観を広げて欲しいから。

 

この一点につきます。

 

ドラゴンボールを読めば、かめはめ波が打ちたくなるでしょう。

ONE PIECEを読めば、傘で煩悩鳳を真似するでしょう。

ちびまるこちゃんを読めば、お母さんに「あんた」といって怒られるでしょう。

クレヨンしんちゃんを読めば、無意味にケツを出して踊るでしょう。

 

最初はそれでいいと思う。

物語に夢中になって、勉強を忘れてもいいと思う。

マンガを読んだことによって、害悪もまあ、正直あると思う。

 

でもマンガの中のキャラクター達の豊かな表情や動きから、心情や考え方を読み取り、自分の価値観を広げてくれると思う。

 

そして大人になったとき、様々な人間と出会って、その価値観が相手を理解する上で、善悪を判断する上で、必ず役に立つと思う。

 

だから、ぼくはこどもにマンガを読ませたい。

 

はい、そんなわけで若造の陳腐な教育論にお付き合いさせてしまいましたが、

ぼくがこどもに読ませたいマンガを10作ご紹介したいと思います。

 

ドラゴンボール 対象年齢:小1

 

これは日本人が読まなくてはいけないマンガとして、マスト作品ですね。

マンガの入り口作品として推奨します。

こどもにとって、成功体験が一番描きやすいマンガだと思う。

18巻で天津飯の腕が飛んでしまうところはトラウマになるかもなんで注意が必要ですね。

あと前半のブルハラ(ブルマへのセクハラ)を読んでクラスの子のスカートめくりとかをしてしまうかもしれません。

まあ大丈夫でしょう。面白いし。

これでハマれば、後の話はめちゃくちゃ早いっす。

 

ONE PIECE 対象年齢:小2

ONE PIECE 30 (ジャンプ・コミックス)

ONE PIECE 30 (ジャンプ・コミックス)

 

 

はい。こちら。田舎のマイルドヤンキーが今も熱狂し、車内デコレーションされたワゴンには必ずチョッパーがいますね。

この作品を読んで伝えたいのは、仲間の大切さでは決してありません。

人ってキレるとこわ!ってこと。ぼくはルフィから教えてもらいました。

まあ長いんでね、買うならまずはウォーターセブン篇くらいまででいいかなぁと思いますよ。

 

NARUTO 対象年齢:小3

NARUTO -ナルト- 1 (ジャンプ・コミックス)

NARUTO -ナルト- 1 (ジャンプ・コミックス)

 

 

はい、こちら。小3くらいになってくると、周りの友達と何かしらで差がついたものに自分で気付く頃です。

勉強しかり、スポーツしかり、見た目しかり。

そんなときに読んで欲しいのがこのマンガ。言いたいことはもうお分かりですね?

ナルトの落ちこぼれっぷりを見て欲しい。そして、それぞれの個性を生かせば敵に立ち向かえることを知って欲しい。

まあこれも長いんでね、木の葉崩しくらいまで最初は買い与えればいいと思います。

 

SLAM DUNK  対象年齢:小4

SLAM DUNK 完全版 24 (ジャンプ・コミックスデラックス)

SLAM DUNK 完全版 24 (ジャンプ・コミックスデラックス)

 

  

部活を意識し始める子の頃。

スポーツとの接点を持って欲しいんですよね。それがリアルにわかるのがこの作品だと思います。

このマンガで伝えたいは一点。素人でも、頑張ればできる!というところ。

 

 

さて。ここまではにわかマンガ好きがおすすめする「おもしろいマンガ10選!」みたいになってますが(笑)

他に、10選には入りませんでしたが、この頃までに読ませて欲しいのはこちら。

 

うる星やつら』『らんま1/2』『ちびまる子ちゃん』『ドラえもん』『世紀末リーダー伝 たけし』

BLEACH』『HUNTER×HUNTER』『幽幽白書』『るろうに剣心』『ワンパンマン』 

GTO』『サイコメトラーEIJI』『地獄先生ぬ~べ~』『遊戯王』『みどりのマキバオー

アイシールド21』『キャプテン翼』『鋼の錬金術師』『金田一少年の事件簿』『名探偵コナン

 

聲の形 対象年齢:小5

 

聲の形(2) (講談社コミックス)

聲の形(2) (講談社コミックス)

 

 

クラスでいじめが始まるであろうこの頃。

そんなときに全7巻読んで欲しい。

道徳的な要素が強いですが、それでもストーリー構成が非常にうまいので、響くものがあるはず。

 

悪の華 対象年齢:小6

惡の華(1) (週刊少年マガジンコミックス)

惡の華(1) (週刊少年マガジンコミックス)

 

 

そして、思春期一歩手前のこの頃。

まあ読んで欲しいのはこの作品ですね。というか、押川修造作品は『漂流ネットカフェ』以外読んで欲しいかな。

この時期特有の、自分に芽生えてくる欲望とどう向き合うのか。そんな作品です。

 

がんばれ元気 対象年齢:中1 

  

ここで読んで欲しいのは、小山ゆうの『がんばれ元気』

特徴は、話がとても現実的だということ。幼少期からボクシング一筋の元気に、思いっきり感情移入して欲しい。

 

ジョジョの奇妙な冒険 対象年齢:中2

 

まあ、この年になればもうグロ描写も大丈夫でしょう。

読んでもらいましょう。ちょっとオトナの、王道マンガ。

困難に立ち向かうとき、どうやってそれを乗り越えるのか。それが学べると思います。

 

タッチ 対象年齢:中3

 

  

ちょっと遅いくらいかも?と思う方もいるかと思いますが、この年くらいが一番タッチが響くと思います。

リアルだし。ぼくも小学生で一度読んで、中学生でもう一度読みましたが、おもしろさのレベルで言ったら中学の方が100倍おもしろかった。

あだち充特有の、主人公がかっこいい感じ、是非感じて欲しい。

そしてあだちワールドのトリコになったら、『H2』『ラフ』も押さえて欲しいところ。

 

いちご100% 対象年齢:中学生

 

まあこの作品を親から子に勧めるのはいかがなものかとも思いますが、まあ本棚の隅にでも忍ばせておきましょう。

こどもはだいたい勝手に読みます。

一緒に、『I's』『ニセコイ』といったジャンプラブコメも読んでおくと吉です。

あと。高橋留美子の『めぞん一刻』も併せて読んで欲しいですねー

 

いかがだったでしょうか。

手塚が入っていない!お前90年代にこども時代を送ったな!など突っ込むところも多々あると思いますが、

なにより自分の胸に響いた作品をこどもに紹介するのが一番なのかなあとも思います。

うちの親父はマンガ=害悪という認識で、親父からマンガを買ってもらったことは一度もありませんでしたが、唯一ビデオを借りて見せてもらった作品があります。それは、

 

妖怪人間ベム


妖怪人間ベム OP 【FULL】

 

小さいとき親父はテレビでこれを見るのがすごく怖かったそうで。

しかし祖父がさらに厳しかったため全話は見ることができず、近所にビデオ屋ができたときに一緒に全話見ようぜってことで見せてくれたのでした。

小3のときだったかな。

 

まあ妖怪人間ベムから学んだことはそんなにはないんですが(笑)、

ただオープニングのかっこよさと、最終話で本当は人間が一番怖いという印象はいまでも残っています。

 

そんなかんじで、親から勧められた、一緒に観た作品て、いまだに胸に残ってたりするんですよね。

 

自分も親になったら、そんな作品をこどもに勧めてあげたいなぁと思います。