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ゲタバコ.

下駄箱とは、靴などの履物を収納するための家具。 銭湯など大衆が集う場所では「下足番」と呼ばれる履物の管理人を置くことがある。 ゲタバコとは、映画などのコンテンツを紹介するためのサイト。 インターネット上など大衆が集う場所で「下足番」と呼ばれるブログの管理人が置かれている。

週刊連載派、単行本出てから派 の弊害

今週のジャンププラスのドラゴンボールを読んで欲しい。

第81話かな。

その一話前、80話では、亀ハウスからドラゴンボールを持って逃げるブルー将軍を悟空が筋斗雲で追うところで終わっている。

第81話はペンギン村から話が始まる。

 

初見、週刊連載派で読んでいた読者は、「あれ?Dr.SLUMP!?」と思っただろう。

その感動は計り知れないと推測できる。

 

僕は残念ながら6歳の頃、アラレちゃんを知らない時に単行本で一気読みをしてしまったのでその感動はなかった。二つの漫画の作者が鳥山明なんだーくらいの認識で、ドラゴンボールを読み終わってから『Dr.SLUMP』を読んでしまった。そのあと15になるまでドラゴンボールは何回読み返したかわからないと思う。

 

しかし何回も読み返した、ということは自慢でも優越でもなんでもなく、

学習で言えば九九を覚えるのと同じくらいのレベルかなと考えている。

ドラゴンボール詳しい、スラムダンク詳しい、台詞言えるなんてことは

金子みすゞの詩をソラで言えるのと同じレベルである。

それくらいドラゴンボール、スポーツならスラムダンクは平成日本文学の古典のようなものだと思う。

だからこの両作好きで知識レベルをひけらかしてくる30代は反省してほしい。

 

さて話を戻そう。

ドラゴンボールの第81話で僕がどくに感動したかというと、

久しぶりのDr.SLUMP面々から、アラレちゃんが空を見上げて、「ほよ?」と言って次ページ。

そこには『DRAGONBALL』のタイトルロゴと追われるブルー将軍と追う悟空。

 

週刊連載は読者はここで初めて、「あ、アラレちゃん出てきたけどドラゴンボールなんだ」と物語に引き戻される。

 

この、「ほよ?」→『DRAGONBALL』のページ遷移に僕は感動した。

ジャンププラスは1ページずつ漫画を読むことができるのだが、鳥山先生はこのスマホならではの漫画の読み方を予測していたのかと思うくらい、フリックからのタイトルロゴ「追ってペンギン村」がハマる。

 

超ハマる。

 

そして、『DRAGONBALL』×『Dr.SLUMP』の当時ジャンプで最強タイアップストーリーが始まる。

 

ジャンププラスはすぐアプリをダウンロードできてドラゴンボールに関しては無課金なので一度読んだことのある人でも是非読んで欲しい。

 

この仕組み、単行本では気付けない感動だった。

最初に推測したとおり、リアルタイムジャンプ読者はこのページ遷移にさぞ感動しただろう。

ぼくはわからなかった。単行本派だったから。

でもそれを再び単行本から週刊連載という形に再編集し、このページ遷移のかっこよさ、そして『DRAGONBALL』×『Dr.SLUMP』コラボのワクワク感を提供してくれたジャンププラスに感謝したい。

スマホでのマンガ購読、演出として大変期待ができる。

 

その技術よりも先にこの技術で感動できる演出を行った鳥山先生はやはりとんでもない天才である。

 

ドラゴンボール (巻7) (ジャンプ・コミックス)

ドラゴンボール (巻7) (ジャンプ・コミックス)