秋のオフコースベストセトリはこれ。秋の夜長に黄昏れて。
秋ですね。紅葉はまだちょっと先ですが、先週から寒くなって秋やなあと感じる今日この頃。
で、秋の音楽。文化人のみなさまは何を聴いてますか?
ぼくは秋の音楽というともうオフコースが絶対ベストだと思うんです。
というのは、ぼくは裏日本の一年の2/3が曇りか雨雪という閉塞感はんぱない街で生まれ、そこで育ったので、オフコースどんぴしゃだったんですね。
一番多感なお年頃、中学時代は、短い夏はサザン、長い秋冬はオフコースを聴いてました。
おそらく両アーティストの曲は全曲このとき聴いた気がします。
14くらいのガキがですよ?もう、スピッツもミスチルも知ったこっちゃありません。
春になるとスピッツは聴きたくなるときあるんですけど。
ただ、聴いた曲数を100とするとオフコース、小田和正は70くらい。
いまでも秋になるとすげーオフコースを聴きたくなります。
というわけでこの秋、黄昏れたいあなたにぼくのオフコースベストセトリをプレゼントします。
1 夏の終り
2 秋の気配
3 時に愛は
4 Yes-No
5 I LOVE YOU
6 私の願い
7 たそがれ
8 愛の唄
9 Yes-Yes-Yes
10 夏の別れ
1 夏の終り
まず夏を終わらせましょう。
セトリの一曲目とは思えないほど、かなり暗いダウンナンバーです。
夏とついてる曲なのに全然夏っぽくない。
知る人ぞ知る、オフコースの名バラードです。
2
次にこれを感じましょう。秋の気配。
たぶん、オフコースの曲の中では、さよなら、言葉にできないに継ぐ有名な曲ですね。
毎年秋になると必ずどこかのラジオから聴こえてくるはず。
個人的にぼくは、もう「港が見下ろせる小高い公園」て歌詞から大好きな曲です。
オフコースの、切ないの代名詞的な曲です。
3
Off Course FM Live 01 「時に愛は」 1980 - YouTube
オフコースにしてはめずらしい、ちょっとロックな感じのナンバー。
ロックではないんですけど。ぼくはそんなイメージ。
4
これも言わずと知れた名曲ですね。
恋愛してて、不安定な精神状態で聴くとすごく気持ちいいというのがこの曲。
こころから叫びたくなると思います。
「君を抱いていいの!?好きになってもいいの!?」
5
I Love You オフコース 小田和正 Kazumasa Oda covered in ...
これも名曲ですね。
繰り返されるI LOVE YOUから醸し出される切なさが半端ない。
あと好きなのは「ああはやく9月になれば…Oh Oh Oh Oh Oh Oh…」
て小田さんの魂の叫びにも似た、なぜ9月にならなきゃいけないのか全くわからない歌詞。
ここらへんでとろーんと黄昏れて欲しい。
6 私の願い
Off Course FM Live 17 「私の願い」 1980 - YouTube
これも知る人ぞ知る名曲。
ぼくは冒頭の「会う度君は素敵になって その度ぼくは取り残されて」
という歌詞からもうやられてます。
「君のために今何ができるだろう」
好きな人がいるのに、相手にしてやれることがない切なさ、その不甲斐なさがたまらいない。
7 たそがれ
この曲はぜひ帰り道に聴いて欲しい曲。
動画は「たそがれ」の英語ver.「Endless Nights」です。
夕陽が落ちるタイミングでもいいです。切ないというより、哀しさが伝わってくる曲です。
これだけ哀しさを優しく全面に押し出した曲があるのかってくらい。
秋本番、いまのシーズンにぴったりの曲です。
8 愛の唄
Off Course FM Live 03 「愛の唄」 1980 - YouTube
この曲はオフコースの中でぼくが一番好きな曲。
「通い慣れた道をいまひとりでゆけば」この歌詞でこの曲は切なさをマックスまで持って行きます。
この情緒。完璧です。とにかくこの曲だけでも聴いて欲しいです。
9 Yes-Yes-Yes
YES-YES-YES(オフコース 2013.6.30武道館) - YouTube
トラックが通る音、クラクション、「聴こえない聴こえない」
ここが本当に好き。気まずい雰囲気の男女が五月蝿い都会の道でとぎれとぎれの会話で必死に話をつなごうとしてるけど、2人とも声が小さくて聞こえないという描写。
もう、たまらんですよ。そしてサビ。「あなたを連れて行くよ」という男の叫ぶような決心。
10 夏の別れ
これだけ音源なかった。
夏の終わりと夏の別れ。もうこの二曲のタイトルは超似てるんですが、曲調はまったく異なります。
この曲は結構ポップ。でも男女が別れて秋を迎えるという切なさの描写がすごく伝わってきます。
「もうなにも言わないで 肩に手を触れないで あきらめたその愛をまた追いかけてしまうから」
オフコースが解散するときに出したシングルです。
以上です。僕の駄文をこれ以上読んで頂くよりも、オフコースを聴いて頂きたいです。
そして秋の夜長にたそがれて。
この、「ワインの匂い」という曲も名曲です。
行間ありすぎて、ワインが飲めるようになったこの年でもまだ歌詞の全部を理解できません。