ゲタバコ.

下駄箱とは、靴などの履物を収納するための家具。 銭湯など大衆が集う場所では「下足番」と呼ばれる履物の管理人を置くことがある。 ゲタバコとは、映画などのコンテンツを紹介するためのサイト。 インターネット上など大衆が集う場所で「下足番」と呼ばれるブログの管理人が置かれている。

日経トレンディ2016年 ヒット予測商品 ベスト10

  

日経トレンディで来年ヒットしそうな商品がベスト30として紹介されました。

今回はWBS(TX)で紹介されてた10個についてご紹介します。

 

日経トレンディ2016年 ヒット予測商品 ベスト10
1 新電力トリプルセット割り
2 IoT モノ×インターネット
3 街角インスタプリント
4 セルロース・ナノ・コスメ
5 プレーステーションVR
6 “テラハ”風エコノミーホテル
7 G-SMART
8 ベランダグランピング
9 ドラクエXI ビルダーズ
10 食べるコスメオイル

 

まあ気になったのは、下の4つですかね。

 

 

1 新電力トリプルセット割り

7.5兆円の市場規模 来年2016年から 電気代、ガス代がセットで割引になる

→セットで使うと、消費者は何にいくら使うかわからなくなるという問題点も。

 

2 IoT モノ×インターネット 

冷蔵庫にレシピ機能や食材の販売機能を付ける。

広告会社→コンバーション→広告出稿会社が家電会社に金を支払う→消費者が買う本体価格を安くできる。

単純にモノを作って売る時代から、情報の価値を売り、情報のやりとりで金銭が動く。

→新しいメーカーの姿が作れるビジネスになる。

 

5 プレーステーションVR

PS4向けのゴーグル型ディスプレイで頭の動きに合わせて360度動く3D映像が楽しめる。

 

6 “テラハ”風エコノミーホテル

カプセルホテルのようなホテル。畳の部屋もあり。カフェバー併設。宿泊者同士が交流できるホテル。

秋葉原日本橋、浅草 外国人旅行客を取り込む。

 

 

まず5位 プレーステーションVR について。

 

たぶんこれ、値段にもよるんでしょうけど、流行りません。

 

WBSで実際の機種見たけど、ゴーグルデカ過ぎワロタwww状態です。

そしてゴーグルを付けながら首を振ることで、画面以上の立体空間が出てゲームをより楽しむフィールドが広がるとのことなんですが、

人間の脳がはたしてそこまでエンターテインメントを求めているのかどうか疑問です。

ガチなゲーマーのみなさまならソフトによってやってみたい!てなると思うんですけど、

(多分戦争ゲーム的なのとか。)

結局ゲームって暇つぶし的要素が大きいと思うんですよね。あと友達とかと共同体験するという意味での遊び方とか。

 

一般の人でも、そういったエンタメに触れるのは、ユニバーサルスタジオとか、ジョイポリスとか行ったときのアトラクションとしてではないでしょうか。

それが日常生活内の空間にゲーム機としてあったところで、毎回あのゴーグルをつけてめっちゃはまってプレイするのかは謎です。

もし友達の家に行って珍しげにやらせてよ!ってのはあるかもですけど。

 

結局人間て家にいるときはハイパーなまけものなんです。

 

だからボタン1つでいろんなものを思考停止状態で見せてくれるテレビがやっぱ好きだし、外で主にコミュニケーションという面倒事をこなして帰って来ているので、家じゃそこまで能動的にならないはず。

 

常に能動的でいられる意識高い方々は別ですよ。

ただ、そういった人種の人々とゲーム好きな人ってなんか根本的に人種が違う気がして。

TENGAくらい、家に置いといてもインテリアかなくらいに思えるものじゃないと置くのも何か億劫な気がするけどなぁ、あれ。

 

あと、最近流行ってるゲームって、結構単純なんですよね。

パズドラにしたって、モンストにしたって。指先一本で出来るわけじゃないですか。なんの準備も要らずに。

 

それに任天堂がコントローラーを指先以上にプレーヤーに動かさせるWiiUだってそんな売れてないじゃないですか。

だから、画面×現実=バーチャル体験もののゲームって、そんな家庭用では流行らない気がするんですよね。ゲーセンなら別ですけど。

 

もっと簡単にオンボーディングできて、実は単純だけどはまっちゃう、みたいなゲーム作って欲しいなぁ。ぷよぷよくらいのやつ。

 

つぎ、6 “テラハ”風エコノミーホテル について

 

外国人旅行客にならいいかなって感じですよね。

よっぽど安くて、友達と一緒に旅行しないかぎり、日本人には浸透しない気がするけどなぁ。

 

まずそもそもテラハって、自分に何かしら絶対的な自信がある奴らの集まりなんですよ。

それか、うちに秘めた悩みとか過去のトラウマから自分を変えたい!という意識のある人。

 

だって、家に帰って来てまで最初はほぼ知らない人とコミュニケーション取らなきゃいけないとかきつくないですか?

ぼくはサークルの合宿だって朝まで飲むのきつくて部屋帰って一人の時間ほしいくらいの人間なので、まあ無理っすね。

 

え?楽しくない?寂しくないし、友達増えるよ!ってやつは前者。自信がある奴。

いいですね、人生楽しんでください。

 

後者はもう、そう言う契機を探した結果、そこで自分変えなきゃ!という意識を持ってらっしゃる方。

いいですね、涙ながらに過去を語ってください。

 

すいません。なんかシェアハウスそのものをディすっちゃってるみたいなんですけど、まあその通りで。

あまりこういったサービスは理解できないんですよねぇ。すいません、ぼくが病気だけなのかもしれません。

 

 

最後に、2位 IoT モノ×インターネット  1位 新電力トリプルセット割り について

 

 

情報を売る時代ってのも、ついにここまで来たか!と思ったのが2位。

その流れで、これからは情報弱者が、経済から消費者としても淘汰されて行くんだろうなぁって感じたのが1位。

 

だってこれから高齢化していくのに、さらにシステムが複雑化するとか、ヤバくないですか?絶対ついてけませんて。

 

さらに教育として、インターネットの使い方、とか、Officeの使い方 初級者へん 以上に、学校で情報リテラシー教えていかないとヤバい気がします。

本当にそれこそ、技術の授業でのこぎりで木を切ってるくらいだったら、情報の授業でC言語使ってプログラム作れた方が役に立ちますって。

 

特に新電力トリプルセット割り。

要は消費者が電力をまとめて契約できて、携帯キャリアが選べるように例えば電力会社も好きに選べるというものですが、

これ、売る方は情報弱者から搾取しようとしてますよね…?

 

賢く使える消費者は今よりも得をするようにプランが組めるようになっていると思うのですが、ぜったい、いままでの方法に慣れてる人とか、セットで契約して余計な金払いますって。

 

現にいまのキャリア三社なんてそうじゃないですか。

プランだけ提示して、いくらですとは言うけど、こっちが聞かない限り、情報出してきませんよね。

 

まあ2年縛りは早くやめて欲しいですよ。解約金9500円。何の金?って思いません?あと新規契約時の事務手数料3200円も。

結局情報って、テレビ局がスポンサーから金もらうときに決めてるスポット広告単価一本3000円とかにしても、

ぼくらが毎月払う携帯料金約8000円にしても、何がどうなってその値段なのか全く分からないんです。

 

いえお客様、ホワイトプランが月額3000円で、パケット定額、通話し放題、あとオプションが・・・

 

なんていくつもの料金体系を併せてその値段ですとか、聞いてられますか? ぼくは結構苦痛です。

 

一番得する為に聞こうとかは思いますけど、店員によって説明が上手な人と下手な人いるじゃないですか。

 

そしてこれを果たして、40代以上のアナログ世代たちの何人がちゃんと話をきいて、現代社会の情報産業にオンボーディングできてるかって話ですよ。

 

そう言った意味で、2位 IoT モノ×インターネット も、要は消費者が情報を企業ないしサービスする側に売る時代になったんだなぁと思って。

 

企業にとって顧客情報って宝の山じゃないですか。それをもとに商品を作って、売るわけですから。

 

このIoTになると、例えばコーヒーメーカーがコーヒーを飲むときにあなたにオススメのコンテンツとかを紹介するわけですよ。

 

で、そのコンテンツページに広告が貼られてて、クリックとか会員登録とかでコンバーションしたときに、広告を出向している会社からメーカーにお金が入るんですね。

 

で、そのかわり、消費者がメーカーに家電の対価として払う金額が少なくなるという。

 

でもこれ、要は消費者が広告出稿会社なりメーカーに自分たちの情報を売っていることと同義で。

 

その意識を消費者として果たして持ち続けて商品を買えるのかな、っていう。

 

僕は世の中にバカは2ついるのかなって考えてて。

 

ひとつは、知識が足りないバカ。

 

もうひとつは、考えが足りないバカです。

 

この情報産業、消費者の年齢高い層を確実にどっちもバカとしていい顧客だと思って金を稼いでやろうと思ってるんじゃないかな、みたいな気がしてならないんですよ。

 

だって年とったら電話一本で自称孫が言った口座に振り込んじゃうわけですから。

 

商売となると、ぜったい、都合のいい情報しかいい感じに伝えてくる相手をすぐ信用しちゃいますからね。

 

 

ぼくは情報産業に対してかなりwktkタイプですが、さすがに、IoTだのトリプルセット割ってのは、第二次ベビーブームに生まれたいまの40代以上の消費者が慣れるのかどうかってのはすごく疑問ですね・・・

 

 

日経TRENDY(トレンディ)2015年12月号[雑誌]

日経TRENDY(トレンディ)2015年12月号[雑誌]

 

CASIOが出すらしい、G-SMARTはまあまあ気になるところ。