ゲタバコ.

下駄箱とは、靴などの履物を収納するための家具。 銭湯など大衆が集う場所では「下足番」と呼ばれる履物の管理人を置くことがある。 ゲタバコとは、映画などのコンテンツを紹介するためのサイト。 インターネット上など大衆が集う場所で「下足番」と呼ばれるブログの管理人が置かれている。

麻雀漫画読むならどれ!? ゲタバコ推薦麻雀マンガベストコンテンツ

 

ここ最近麻雀のことばかりですが 笑

 

本日はゲタバコ推薦、麻雀マンガをご紹介します。

 

麻雀マンガの何が面白いかって、本当に漫画に作者の色が出やすいんで、演出がすげー楽しめるんですよ!あと、数巻完結のものが多いので、サクっと読めます。

 

1. 熱いぜ辺ちゃん

 

カイジ、アカギの福本先生の若き頃の力作。最終話まで、まだ ざわ•••という音も聞こえてきません。ぼくは断然こっちのほうが好きですねーなぜか。

主人公の渡辺裕一、通称ペンちゃんは、麻雀大好きの大学生。

 

まあとにかく、麻雀が弱い!!

 

マジで弱い。友達とのセットで超振込みます。アカギのような天の賦も、カイジのような雷落ちるほどの閃きもありません。

とにかく弱い、でもとにかく麻雀が好き。彼女とデート行く金でセット打って全部失くして待ち合わせ時間にも遅れますからね。そういう意味で現実的なクズですよ。

でも、この頃から福本先生のすごいもころは、画のうまさは全く変わってないのですが、弱き者を尊く描く演出力...!

ぼくはこの台詞が1番好きです。

 

「おれだって、裏ドラ乗ったら満貫なんだぜ...」

 

好きな子に告白して振られたら喫茶店の窓に向かって呟きましょう。

 

熱いぜ辺ちゃん 1 (近代麻雀コミックス)

熱いぜ辺ちゃん 1 (近代麻雀コミックス)

 

辺ちゃん、一番好きな役は「立直」

 

2. 3年B組 一八先生

 

いっぱち?いちはち?いえ、いんぱちです。

もうご察しの通り、かの有名なTBS学園ドラマのパロディなのですが、パロデはそこまでに止まらず。

 

この人は日本全ての漫画家の画風を真似れるんじゃないかというほど、毎回ゲストで色々なコンテンツから強敵が登場します。

 

あと読んで頂きたいのは毎話最後のページ。この終わり方、麻雀マンガの新しい歴史を作ったと思っています。麻雀知らない方でも気軽に読めますよ。

 

matome.naver.jp

こちらでよくまとまっております。

 

3. 鉄鳴きの麒麟児 

 

ネト麻、ネット麻雀廃人と化したお父さんが妻から三行半を叩きつけられ、娘の親権を取られ、娘に会う為に歌舞伎町のフリー雀荘で稼ごうとするお話。

ここだけ聞くと、どんなクズのヤバい物語かと思いますが、このマンガ、最近1番のお気に入り。麻雀マンガの中でも、1,2を争う少年マンガタッチで読みやすさ、そしてそれぞれのキャラクターが立ってます。対局もとてもわかりやすく進むので、とても初心者好みではないでしょうか。

 

そして、すげーアツい。

 

アツいながらも、非現実的なことは起こらず、めっちゃリアルにフリー雀荘での闘牌が描かれています。そしてもう、娘の小梅ちゃんの可愛さと言ったらもう。

1シリーズが4巻で完結してますので、そこまででも一気読みをオススメします。

 

 こちらは現在連載中の2ndシーズン。

 

 

4.  反逆の麻雀 リスキーエッジ

 

ぼくが1番好きな麻雀作家、押川雲太朗先生の作品。

 

押川先生の何がすごいかと言うと、闘牌がハイパーリアルだということ。はじめは画風がとっつきにくくて読んでいなかったのですが、アカギだったり凍牌のスーパーチート麻雀に飽きたくらいで好きになりました。

 

いまは近代麻雀で麻雀小僧を連載してるのですが、かつての作品から名前、キャラを変えずに色々な強敵達が登場します。つまり、色々な作品を読めば読むほど押川ワールドが広がって行く、世界観マンガなんですね!!

アカギから読んで、次に天読んだら。アカギが登場するのと一緒の感覚。

 

特にこのリスキーエッジというマンガは、主人公が超孤独で反骨精神に溢れた奴。妾の子供として生まれ、地元じゃ麻雀の腕だけで周囲を黙らせ、金を巻き上げ、超嫌われ者。その金で上京し、代打ちを始めてはるかちゃんと出会うところから話が始まります。

 

何がいいかってね、それぞれのキャラクターの強さと、そして弱さですよ。それぞれ成り上がりたいという欲望と思惑。

 

それが絡みあってストーリーが進み、卓上で正面からぶつかり合います。

 

ハマったら早い!ってマンガですね。

 

リスキーエッジ  1

リスキーエッジ  1

 

 お、Kindleで読める!実はコンビニコミックス版でしか完結してないんですよね。

 

 

5. 赤鬼哭いた

 

こちらちょっと変わり種。

主人公が打つ相手の人生を鬼が全て見ることができ、その人生がどうなって行くか、それを知った主人公がどんな反応するかといった人生麻雀劇場です。

 

ぼくの好きなエピソードは、主人公の初恋の相手、先輩が出てくる回。

大学のサークルで出会い、久しぶりに再会するのですが、先輩にはクズ同然のヒモ彼氏がいました。

雀荘でその男は先輩から金をもらい、打つ日々。

そんなある日、主人公は先輩がソープの裏口から出てくるところを目撃してしまい、先輩を賭けてヒモ男と対決します。

そのあとは、読んでからのお楽しみです。

このコンテンツの素晴らしいところは、社会の闇を結構深く敷きながらも、そのフィールドに一筋の尊い光を射すところ。

近代麻雀で毎週楽しみに読んでます。

 

赤鬼哭いた 1 (近代麻雀コミックス)

赤鬼哭いた 1 (近代麻雀コミックス)

 

 鬼、超麻雀詳しい。

 

 

さて、いかがだったでしょうか。

他にも、最近始まったばかりの『鉄牌のジャン』などがお気に入りですが、今回は「弱者が麻雀で強者に勝つ」という視点で選ばせて頂きました。

 

あ、ごめんなさい、訂正です。一八先生は違うわ 笑

 

麻雀やってて自分が何を求めているかってたまに思うんですけど、そのひとつがドラマなんじゃないかって思うんですよ。

 

今日ご紹介した5本は間違いなく、面白いドラマを見せてくれます。是非、ご愛読を。