良作アニメはOPで決めろ! 新作ルパン3世 超いいかんじに仕上がってる!
新作ルパン、いいですねー。
第2話の、確実にダニエル・クレイグだろっていう007と戦う回とか神回ですよ。
車の演出とか細かいパロディとかオマージュにテンション上がりました。
このOP、片目で見ると3Dっぽく見えるっていう話はもう結構有名ですが、
最初まじで感動しました。
こういう遊び心を技術としてちゃんと取り入れるコンテンツは素晴らしいですね。
ぼくが今クール見ているアニメは4本。
『ドラゴンボール超』(CX)
『ルパン3世』(NTV)
『アニトレEX』(MX)
『ワンパンマン』(TX)
です。すいません、少ないですね。ごめんなさい。
豚と犬がじゃんけんすることに、サイヤ人が手をつなぐのに一週間かけようが外せないので見ています。
まあひどいですねw
『ドラゴンボール』という世界的超キラーコンテンツをよくもここまでに仕上げると思いますよ。
枠がドリーム9ていう子供向けアニメ枠なんでしょうがないとは思いますけど、
もう東映アニメーションが作るのをやめて、ノイタミナ作ってる制作会社のどれかが集中して1クールで作った方が絶対いい作品になりますって。
それができないからまだ東映アニメーションがやってるんでしょうけど。
でもいま、アニメという文化は子供はもちろん、大人までちゃんと見るコンテンツとしてクオリティが求められている時代だと思うんで、もったいないと思うんですよ。
BANDAI、東映アニメーション、集英社、フジテレビの20年以上続く利権と関係性でこうなってると思うんですが、
ゲーム上とはいえ、トランクス、悟飯までスーパーサイヤ人3にする必要あるんですかね?
戦闘力の向上がこのコンテンツの世界観の軸となっているからって、チートし続けて一度飽きられたのがGTだったのに、20年後もまた同じことやってるんですね。
いやー、理解できない。それぞれのベストバウトを丁寧に時間懸かってもいいからジョジョみたいに作り直せばいいのに。ああもったいない。
しかも今回は原案鳥山先生なんですが、脚本と作画がクソ過ぎて名前を出すのもいかがなものかなぁと思いますよ。
その点、ルパン3世というコンテンツは素晴らしいです。
主要キャラクターは5人ながら、時代を超えてファンに愛され続け、宮崎のおじいちゃんなど有名なクリエイターを輩出し、
今も尚時代の流れを汲み取って演出を変えながら愛され続けています。
今回のルパンも好きですが、ぼくはカリオストロもクローン人間も大好きです。
というか最近こういった、過去作品の新作リバイバルが何本か行われていますが、
それが良作かどうかって、製作陣のコンテンツの愛なんじゃないでしょうか。
だから、作画を原作になるべく合わせるとか、ルパンのOPのように遊び心が生まれるんじゃないかなぁと思うわけです。
このルパン三世というコンテンツ、元祖、モンキーパンチ先生のマンガは、ぼくが世代じゃないからかもしれませんが、まあ、読みにくくてあんまり好きじゃないんですよ。
でもこれを観やすくし、大衆ユーザーに受け入れさせたのは間違いなくアニメーションという文化と、テレビというメディアだと思うんですね。
ほかにもそういうコンテンツはあって、例えば仮面ライダーなんて、原作は石ノ森先生の、くらーい改造人間にされた男のSFダークファンタジーでした。
それを特撮として変換し、町内にポテトチップスが捨てられるほどの熱狂を生んだのは東映とテレビマン達の力ですよ。あとカルビー。
つまり何が言いたいかって言うと、メディアと表現手法でコンテンツの価値は上がるってことです。
今は、マンガ原作の名作コンテンツをアニメーションの力で価値を上げて欲しい!
そういったアニメの見極め方。それは、OPだと思います。
例えばこれ。
ジョジョの奇妙な冒険 第二部 OP full - YouTube
まあ今更紹介しても、って感じのコンテンツですが、4部の制作も決定したので。
あとワンパンマンもいい感じ!
One Punch Man Opening (ワンパンマン) HD - YouTube
ワンパンマンはONE先生から村田先生、そしてアニメは3次的なコンテンツですが、アニメーションの動的迫力演出でコンテンツ価値を上げていると感じられます。
もうとにかく、原作に愛がある!
そして、アニメーションでコンテンツを昇華させてやる!
という気合いが感じられる。
それがOPからわかるアニメ。それがオススメアニメの見分け方かなあと思うのです。
でもやっぱマモー好きだなぁ。最後のほうの、ルパンと藤子ちゃんの絡み大好き。
そしてとっつあんとルパンが二人三脚で逃げるっていうラストいいですよね。